19年末時点の政府債務残高は723兆2000億ウォンで、同年の総人口5171万人で割ると1409万ウォンだった。
国民1人当たりの借金がこれほど増えたのは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて4回にわたる補正予算を組む中で国債の発行額が増加したためだ。中央政府の債務は20年に前年比120兆2000億ウォン増加したが、このうち119兆ウォンが国債発行によるものだった。
韓国の経済規模と比較しても、政府債務はハイペースで増えている。
政府債務残高の対国内総生産(GDP)比は19年時点の37.7%から20年には44.0%と、6.3ポイント急拡大した。00年代には10~20%台にとどまっていたが、11年に30.3%と初めて30%台に乗り、18年以降は急上昇している。
収入が大きく増えない一方で支出は多く、政府債務はしばらく増え続けるとみられる。政府も21年末時点の政府債務残高は965兆9000億ウォンと、1年前に比べ100兆ウォン以上増えると見込んでいる。
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