2032年のソウル・平壌五輪共同開催誘致提案書を提出=韓国ソウル市(画像提供:wowkorea)
2032年のソウル・平壌五輪共同開催誘致提案書を提出=韓国ソウル市(画像提供:wowkorea)
ソウル市は2032年夏季五輪において、ソウルとピョンヤン(平壌)の共同開催のビジョンとコンセプトを盛り込んだ誘致提案書を作成し、国際オリンピック委員会(IOC)の未来誘致委員会に提出した。

ソウル市は1日、「IOCは2月25日、オーストラリアのブリスベンを2032年の五輪優先交渉地として選定したが、大韓民国政府とソウル市は直ちに遺憾を表明し、IOC側と協議を進めて、今回の2032年ソウル・平壌五輪誘致提案書を提出することになった」と明らかにした。

ソウル市は2018年9月19日、南北首脳が発表した「2032年夏季五輪南北共同開催誘致協力」に関する共同宣言以後、2032年の五輪国内誘致都市に選定され、2020年1月からIOCと協議を進めている。

トーマス・バッハIOC委員長と未来誘致委員会は、優先交渉地の指定が2032年の五輪開催都市の最終決定ではないため、他の競争都市には協議を引き続き進めてもうらよう要請した。

ソウル市は2032年のソウル・平壌五輪のビジョンを「Beyond the Line、Toward the Future(境界と限界を越えて未来に向かって進む)」と定めて、誘致提案書を通じて5大分野別のコンセプトを紹介した。

ソウル市は「ソウル・平壌五輪開催を媒介として、スポーツを通じた世界平和実現というIOCのビジョンと朝鮮半島の平和と和合に向けた大韓民国政府の長年の念願をともに成し遂げることができるという点と大会の開催がもたらす多様な肯定的波及効果を説明することで、2032年ソウル・平壌五輪誘致の当為性と必要性をIOCに伝えようとした」と明らかにした。
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