最高検察庁、亡くなった3歳女児の遺伝子検査結果を発表「ソク氏が実母で間違いない」=韓国亀尾市(画像提供:wowkorea)
最高検察庁、亡くなった3歳女児の遺伝子検査結果を発表「ソク氏が実母で間違いない」=韓国亀尾市(画像提供:wowkorea)
韓国の最高検察庁の遺伝子(DNA)検査でも、キョンサンブクド(慶尚北道)クミ(亀尾)市の亡くなった3歳女児の実母はソク氏(48)であることが分かった。

31日、捜査当局によると、この日、最高検察庁は警察にソク氏のDNA検査の結果を知らせた。その結果、既存の国立科学捜査研究院(国科捜)の発表内容と同一であることが確認された。

これに先立ち、国科捜の検査で未成年者略取の嫌疑などで拘束された母方の祖母ソク氏が、亡くなった女児の実母であるという結果が出ていた。しかし、ソク氏は検挙後、出産した事実を引き続き否認している。

これを受け、最高検察庁科学捜査部は、ソク氏とソク氏の娘キム氏(22)、キム氏の元夫のホン氏(26)など、3人の遺伝子検査を最高検察庁科学捜査部DNA・化学分析課に依頼した。

特に、ソク氏の家族は最近、メディアとのインタビューで、ソク氏の出産について否定していた。ソク氏の夫A氏は「警察は最初、娘と同じ時期(2018年3月)に出産したと言っていた。それで私が警察に2017年7月の写真と2018年2月に撮った妻の写真を見せて『腹が出ていない』と説明した。特に2月なら臨月の時ではないか。すると、警察は「この時、既に子どもを産んでいた」と言い、1月に出産したものと推定した」と伝えた。

A氏は「出産時期に3か月の差がある。妻が本当に赤ん坊の取り替えに成功したとしても、目も開けられない新生児と100日になる赤ん坊の違いを医師・看護師・婿など、皆が知らなかったはずはない」と強調した。

A氏は「奥さんを信じるか」という質問には「もちろん」と答え「夫の私が妻の妊娠をどうして知らないというのか。妻がシャワーの後、下着姿で出てくる時もあるのに、私が気づかないはずはないではないか。そして、(妻が他の男性の子を妊娠したなら)私がかばう理由などない」と述べた。

なお、‘亀尾3歳女児死亡事件’は、先月亀尾市のあるマンションで女児の遺体が発見されてから1か月が過ぎても事件の正確な経緯は明らかになっていない。警察は、子どものすり替え疑惑とソク氏の娘のキム氏が産んだ娘の行方などを明らかにすることに捜査を集中している。

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