ソン・フンミンに”人種差別”発言、アーセナルサポ運営TV出演者が死亡＝死因は未発表

サッカー韓国代表ソン・フンミン（28/トッテナム所属）に対する人種差別発言で炎上したアーセナルサポーターが死亡した。

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　BBCなど英国の複数メディアは30日、クロード・カレガリ氏が死亡したと伝えた。享年58歳。正確な死因は、現時点では明かされていない。

　カレガリ氏は、アーセナルサポーター運営のサポーターTV「AFTV」にパネラーとして出演。ソン・フンミンに対する人種差別発言で物議をかもした。

　昨年、ライブ配信でソン・フンミンが交代で退いた際にカレガリ氏が発した「DVDが出ていくぞ」というコメントが炎上した。現地で「DVD」はアジア人に対する差別用語として用いられており、ソン・フンミンに対して同じような発言をしたウェストハムのサポーターは、罰金処分の対象にもなった。

　その後、カレガリ氏は「AFTV」内で「トッテナムが”新たなDVDを発売する”という意味のジョークだった」と弁明。しかし、この主張が受け入れられることはなく、アーセナルのサポーターからも非難が集中したことを受け、レギュラー出演していたカレガリ氏は、同チャンネルから降板を決定した。