アストラゼネカ社の新型コロナウイルス感染症ワクチン(画像提供:wowkorea)
アストラゼネカ社の新型コロナウイルス感染症ワクチン(画像提供:wowkorea)
韓国疾病管理庁のチョン・ウンギョン(鄭銀敬)庁長は今日(17日)、国会 保健福祉委員会の全体会議で、アストラゼネカ社ワクチンの接種後 死亡申告された事例のうち、剖検で「血栓」が発見されたと言及した。

ただ 疾病管理庁は、該当死亡事例について 予防調査被害調査班による会議の結果、死亡者が他の原因により死亡したと判断され、現在 剖検が進められているとして、血栓(血液凝固)については 専門家による検討を実施する予定だと強調した。

この日 チョン庁長は国会 保健福祉委員会の全体会議に参席し「現在(血栓の)異常反応に対する報告はなく、死亡事例のうち 剖検の所見が報告されたものがあり、検討する予定だ」と語った。

オーストリアでアストラゼネカ社ワクチンを接種した後 血栓により基礎疾患のない20代の女性が死亡したことで、現在 ヨーロッパでは 各国で次々とアストラゼネカ社ワクチンの接種を一時 中断している状態である。

韓国内では、まだアストラゼネカ社ワクチンの接種後 血栓などの異常反応を示す事例はないというのが、当局による説明であるが、死亡者の剖検結果によっては 血栓への懸念が高まる可能性もあるとみられている。

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