中国で売買が禁止されている「人の胎盤」が、“アリババ”の中古取引サイトなどで販売されていることが伝えられた(画像提供:wowkorea)
中国で売買が禁止されている「人の胎盤」が、“アリババ”の中古取引サイトなどで販売されていることが伝えられた(画像提供:wowkorea)
中国で売買が禁止されている「人の胎盤」が、中国の電子商取引大手“アリババ”の中古取引サイトなどで、依然として販売されているという知らせが伝えられている。

去る(16日・現地時間)中国官営英字紙“グローバルタイムズ”など中国メディアによると、中国で商業化が禁止されているにもかかわらず、産婦人科・葬儀場などを通して 人間の胎盤が1個あたり約80人民元(約1344円)で流通されている。

中国政府は2005年、胎盤の商業的取引を禁止している。しかし 規制の明示された法令がないことから、一部の地域では胎盤売買が活発に行なわれていることが伝えられている。

中国メディアは去る15日“消費者の日”を迎え、胎盤取引の実態を集中的に報道した。

上海の ある産婦人科医師は「現在 中国の病院では 胎盤を産婦に返したり、もしくは医療廃棄物として処理している」とし「多くの産婦たちは胎盤を家に持ち帰り、食べることを選択している」と伝えた。

この胎盤は 一般的に秘密裏に流通されているが、中国最大の電子商取引企業“アリババ”の中古取引(フリマ)アプリ“閑魚(シエンユー)”でも、「胎盤」という名称のかわりに曖昧な名称で取引されていると、メディアは伝えている。

特に 高齢者たちは、胎盤には栄養分が豊富で健康にいいとして、食べることが一般化されているという。

しかし 「胎盤食」については、医学界では 有益ではなく、健康に危険をもたらす可能性があるとして、警告されている。

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