この日、「ハーバード・ポリティカル・レビュー(HPR)」は、ハーバード大学ロースクール教授が「慰安婦の悲劇を否定し論争を巻き起こした」との題名の記事で、ラムザイヤー教授に注がれた学生らと学界、政治家の批判を整理し報道した。
記事は、「日韓両国が2015年に慰安婦謝罪のための交渉に乗り出し、多くの期待が生まれたが、日本側の責任を自白することのできる法は制定できなかった」と指摘した。
続いて、ラムザイヤー教授の主張を紹介した後、「予想通りラムザイヤー教授の論文に学生らはひどく憤慨した」と記した。
ハーバード大学ロースクール3年生で、HPR会長も務めたジョセフ・チェ氏は、HPRに「白人男性でハーバード大学ロースクール教授というラムザイヤー氏の地位に、多くの特権が構築されている」とし、「ラムザイヤー教授が真実を伝え正確な歴史を教えると信じるだけの地位を、性奴隷犠牲者らの沈黙を永久化させることに使用することは遺憾」だと主張した。
記事は、「ムン・ジェイン(文在寅)大統領が3・1独立運動記念日の演説で、両国間の未来志向的な発展を擁護し、韓国政府は日本政府と向かい合って対話をする準備ができていると話した」とし、「日本はこの対話に同意しないだろう」と予測した。
続いて、「日本は慰安婦に対する責任を否定し続けるだろう」とし、「学生と学界、政治家がラムザイヤー教授のような歴史修正主義者に立ち向かい続けるなら、和解に向かう道のりは期待より短くなるだろう」と主張した。
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