ロイド・オースティン米国国防長官が15日から始まる日韓訪問の目的が米国の同盟と軍事協力を強化し、中国に対する信頼可能な抑止力を育てるためだと明らかにした。

 AFP通信によると13日(現地時間)、オースティン長官はこの日、米軍インド太平洋司令部があるハワイを訪問して「今回の日韓訪問は同盟とパートナーに関するものであり、力量強化に対するものでもある」と説明した。

 オースティン長官はアントニー・ブリンケン国務長官とともに日本(15~17日)と韓国(17~18日)を訪問する。

 オースティン長官は「米国が中東地域でイスラムのテロ組織掃討に力を注いでいる間、中国は速いスピードで軍を現代化してきた」と指摘した。

 それとともに「中国または米国を相手にしようとする誰にでも信頼できる抑止力を見せるよう、能力と作戦計画を確実に樹立することが私たちの目標」と強調した。

 オースティン長官はまた、「ブリンケン長官と私がしたいことはこの地域の同盟を強化すること」とし、「聞いて学び、彼らの観点を知ることに重点を置く」と説明した。

 オースティン長官は日本と韓国訪問を終えた後、18~19日にアラスカのアンカレッジで中国共産党の楊潔篪(ようけつち)外交担当政治局員、中国の王毅外交担当国務委員兼外相と高位人事級会談を行う。

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