「ミャンマー軍部は銃殺・暴行を止めろ」…韓国仏教界が五体投地行進を行う(画像提供:wowkorea)
「ミャンマー軍部は銃殺・暴行を止めろ」…韓国仏教界が五体投地行進を行う(画像提供:wowkorea)
韓国の仏教界がミャンマーの軍部勢力糾弾に乗り出した。

大韓仏教曹渓宗社会労働委員会(社労委)は12日午後12時、在韓ミャンマー大使館前で1次記者会見を開き「現在、ミャンマーでは軍部クーデター勢力によって無慈悲な銃殺と暴行が自国民に向けて行われている」とし「クーデター勢力に向けて、3本の指を高く上げて平和の行進を始めようと思う」と明らかにした後、五体投地で行進を始めた。

この場に参加したミャンマー国籍の留学生ヘイマンさん(31)は「我々がこの場に集まった理由は、民主主義のために力いっぱい戦っている市民らを暴力的に射殺しているクーデター独裁軍部に抵抗するため」とし「ミャンマーの民主主義を応援してほしい」と述べた。

今回の社労委の五体投地行進には、曹渓宗の僧侶5人と在韓ミャンマー青年連帯2人、海外住民運動連帯1人の計8人が参加した。社労委は、ミャンマー大使館からチョンノ(鍾路)の国連人権委員会事務所まで約6キロメートルの行進を行った。

社労委は「現在まで60人以上のデモ隊が軍警の銃撃などで死亡するなど、罪のない市民が死んでいる」とし「国連はこの問題が速やかに解決されるように論議し、すべての対策を立てなければならない」と主張した。

さらに社労委は「今日、我々は6キロを超える距離を五体投地でやってきた。宗教界、市民社会団体は長い時間、血を流しながら韓国社会の民主化闘争の現場でいつも共にしてきた」とし「国際社会の構成員として、我々はミャンマー市民らの命をかけた闘争が無駄にならないように最後まで連帯する」と付け加えた。

一方、昨年11月の総選挙でアウンサン・スー・チー国家顧問が率いる国民民主連盟(LND)が圧勝すると、先月1日、ミャンマー軍部がこれを不服としてクーデターを起こした。その後、ミャンマーの国民らは軍部に対抗して不服従デモ運動をしている状況だ。

ミャンマー軍部はフェイスブックなどのSNSを遮断し、戒厳令を宣布して武力でデモ隊を鎮圧している。11日、国連ミャンマー報告官によると、クーデター事態以後、少なくとも70人が死亡し、2000人以上が不法拘禁されているという。

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