今月17日、5年ぶりに米韓の外交・国防トップによる「2+2会議」が開催される(画像提供:wowkorea)
今月17日、5年ぶりに米韓の外交・国防トップによる「2+2会議」が開催される(画像提供:wowkorea)
米国の新たな国務相と国防相が韓国を訪れ それぞれ会談を開き、つづいて5年ぶりに米韓の外交・国防トップによる「2+2会議」も開催される。

きのう(10日)韓国外交部(外務省)は「チョン・ウィヨン(鄭義溶)外相は17日 アントニー・ブリンケン米国務長官と会談をもち、米韓関係・朝鮮半島問題・地域およびグローバル協力などについて 幅広く意見を交換する予定だ」と明らかにした。

また 韓国国防部(防衛省に相当)も「ソ・ウク(徐旭)国防相は17日 ロイド・オースティン米国防長官と会談をもつ」とし「朝鮮半島の安保情勢に対する評価を共有し、多様な米韓同盟の懸案を深く話し合う予定だ」と伝えた。

ジョー・バイデン米政権の発足以降 米国の長官級の代表団による初の訪韓となる。特に 米国と韓国の外交・国防トップが共に会談する いわゆる「2+2会談」も18日に開催される。

「2+2会談」は2016年10月 米ワシントンで開催されて以来、これまで実現されなかった。また ドナルド・トランプ前米政権当時には、1回も開かれることはなかった。このため 今回の「2+2会談」の再開は、米韓同盟の回復を象徴するシグナルになるだろうと期待されている。

「2+2会談」の主要テーマは、これまで北朝鮮問題であった。今回は、まだ 対北政策を検討中であるバイデン政権が 北朝鮮および北核問題に対してどのようなメッセージを出すのか注目される。また これまでの4度の会談と同様、今回も共同声明が採択されるものと予想されている。

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