丁世均、国務総理(画像提供:wowkorea)
丁世均、国務総理(画像提供:wowkorea)
韓国のチョン・セギュン(丁世均)国務総理が、ミャンマー当局の暴力的な鎮圧を糾弾した。同時にミャンマー国民の民主化運動を応援した。

丁国務総理は6日、自身のフェイスブックで「ミャンマーの罪のない市民たちが死んでいる。血を流しながら倒れた市民を見ると、冷めることのない41年前のクァンジュ(光州)の悲しい記憶がよみがえる」とし「ミャンマー当局は、民主主義を熱望する自国民に銃口を向けるのを直ちにやめてほしい」と促した。

現在、ミャンマーでは軍部クーデターが起き、連日民主化デモが起こっている。ミャンマー軍部は、流血鎮圧を自制せよという国際社会の要請にもかかわらず、市民たちに向けて銃撃し、死亡者が発生した。3日(現地時間)には、1日で少なくとも38人が死亡したという。命を失った中には子どももいる。

丁国務総理は「不義に抵抗する勇気が、民主主義を守ろうとする良心が罪になることはない」とし「いかなる政治的捜査と強弁でも正義を封鎖することはできない」と述べた。

丁国務総理は、アウン・サン・スー・チー国家顧問に会ったことについても言及した。丁国務総理は「3年前の国会議長時代、ミャンマーを公式訪問した時、スー・チー国家顧問と会ったことがある」とし「韓国の民主主義と闘争の歴史を語っていた間、スー・チー顧問の穏やかだが神聖な目つきから、逆境と苦難を勝ち抜いた故キム・デジュン(金大中)大統領を思い出した」と言及した。

続いて「『1日には夜がある。しかし、確実なのは1日すべてが夜ではないという事実』という金元大統領の言葉が思い出される」ともほのめかした。

最後に丁国務総理はミャンマーの国民たちに応援のメッセージを送った。丁国務総理は「民主主義を守ろうとするミャンマー国民の熱望に声援を送る。その犠牲と正しい勇気に尊敬の気持ちを伝える」とし「光州市民が流した涙を一緒に拭い、力になった世界の人たちのように我々にできる方法を探していきたい」と述べた。

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