米ニューヨーク マンハッタン近くの劇場街(画像提供:wowkorea)
米ニューヨーク マンハッタン近くの劇場街(画像提供:wowkorea)
先月26日の午後(現地時間)、米ニューヨークのマンハッタン。暖かい天気だが新型コロナウイルス感染症の影響で通りは閑散としている中、とても目を引く姿があった。マスクを2つ重ねた「2重マスク(double masking)」を着用した人々が所々でみられたからだ。

2重マスクは、手術用マスクの上に布マスクを重ねて使うものである。新型コロナの権威である米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長が勧めたのち、ニューヨーク市がこれに呼応したのである。ロックフェラーセンターの近くの通行人をみても、10人中2人は2重マスクをしていた。またマスクの未着用者はいなかった。これはわずか2・3週間前には見られなかった光景である。ニューヨーク市は、連邦裁判所で2重マスクを義務化した。

マンハッタンに住んでいる、ある金融関係者は「マスクを重ねて使うことが、科学的にも効果があるという口コミが拡がっている」と伝えた。

このように米国内で2重マスクが拡がっているのは、今回の冬のような「最悪」を繰り返してはならないという共感があるためだといわれている。

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