韓国国内でワクチン接種後2人死亡... 鄭銀敬「英国でも402人が死亡しているが、ワクチンとの因果関係は確認されていない」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国国内でワクチン接種後2人死亡... 鄭銀敬「英国でも402人が死亡しているが、ワクチンとの因果関係は確認されていない」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国国内で新型コロナウイルス感染症の予防接種後に死亡した事例が2件発生し、ワクチン接種と死亡に直接的な因果関係があるかどうか関心が集まっている。

まだ明確に死亡原因を断定することはできないが、数百人が死亡した海外でもワクチンとの関連性が確認された事例はないことが分かり、ワクチン接種は比較的安全なものと評価されている。

チョン・ウンギョン(鄭銀敬)疾病管理庁長は3日、新型コロナウイルス予防接種異常反応申告事例ブリーフィングで、「(国内の死亡申告と関連し)予防接種に対する不安が大きくなったとは思うが、アナフィラキシーという重症異常反応以外に、現在まで他の重症異常反応は報告されておらず、ある程度、安全性のあるワクチンが接種されていると判断する」と明らかにした。

この日0時基準で、新規異常反応の申告件数はアストラゼネカ製ワクチン51件で、アナフィラキシーの類似反応である “アナフィラキシー様反応” 3件である。さらに、3日午前中に死亡2件が発生したため、ワクチン接種への懸念が高まっている。

死亡者Aさん(男性、50代)は、療養病院に入院した患者で、2日9時半頃、新型コロナウイルスワクチン接種(アストラゼネカ)を受けた後、11時間経過後に胸痛と吐き気、呼吸困難を訴えて治療したが、3日午前7時に死亡が確認された。

死亡者Bさん(男性、60代)は、療養病院に入院した患者で、2月27日2時半頃、新型コロナウイルスワクチン接種(アストラゼネカ)を受けた後、33時間経過後に発熱と全身筋肉痛などの症状を見せた。症状は好転したが再び悪化し、3日午前10時に死亡したことが分かった。

海外でも接種後に死亡したケースが継続して増加している。しかし、ワクチンとの因果関係は明らかにされていない。ワクチンによる死亡の可能性もあるが、他の病気や既存の健康状態の悪化による死亡の可能性も同時に持っていることになる。

チョン庁長は「他の国でも多くの死亡事例が報告された」とし「英国の場合も、ファイザーやアストラゼネカワクチンを接種して、現在402人が死亡しており、ドイツも113人、カナダ、ノルウェー、フランスなどでも予防接種を受けた後死亡した事例について多く申告されている」と述べた。

チョン庁長は「ただし、現在までに予防接種との因果関係が確認された事例は報告されていない状況」とし「我々も詳細な内容をよく分析し、これらの因果関係、関連性については検討して報告する」と述べた。


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