”ワクチンパスポート検討”も「実際の適用は、状況を見守る必要あり」＝韓国

韓国政府は、新型コロナウイルスワクチン接種を証明する「ワクチンパスポート制度」の導入を検討している。

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　世界的に海外旅行や出張時、ワクチン接種の有無を証明するための議論がスタートしているが、韓国国内でも実務的な準備に取り掛かる予定だ。

　中央事故収拾本部のユン・テホ防疫総括班長は2日、会議後に開いたオンラインブリーフィングで「（ワクチンパスポート制が）欧州でまだ公式採択されたわけではないが、導入について議論されている」とし「国内でも実務的に検討する必要があり、協議されている」と述べた。

　この日、主要外信によると欧州委員会は、欧州圏で近く始まる夏季休暇（バケーション）の間、より自由に旅行ができるように「新型コロナウイルスデジタルワクチン接種パスポート」制度化方案の準備に着手した。

　ユン班長は「ワクチン接種をしても、100%免疫が保証されるわけではないため、綿密に検討する部分が残っている」とし「実際にいつごろ制度化するのかについては、もう少し見守る必要がある」と明らかにした。