1日政府消息筋によると、米韓両国の軍当局は新型コロナウイルス流行などを理由に今回の訓練を例年と同じ水準で実施するのは難しいとみて、こうした解決の糸口をつかんだものと伝えられた。
実際に米韓訓練が目の前に迫っているが、訓練を例年の規模で実施するために必要な米軍の増員兵力はまだ韓国に到着していないという。
駐韓米軍は新型コロナウイルスの流入・伝播・懸念のため、海外から入国する米軍の将兵らに対し自主的に2週間の隔離措置をとっている。すなわち、来週の訓練開始を前に、米軍の増員兵力がまだ韓国に到着していないということは、今回の訓練が縮小して実施されることを意味していることになる。
これと関連し、韓国政府の外交安保政策のコントロールタワーであるソ・フン(徐薫)国家安全保障室長も先月24日に国会の答弁で、上半期の米韓訓練と関連し、「新型コロナウイルス流行のような非常状況下で例年と同じ訓練を行うのは難しい」とし、「(訓練)参加規模も新型コロナウイルス状況を考慮すれば縮小するしかない」と話している。
米韓両国の軍は今年上半期の訓練を今月9~18日に実施する方案を協議してきたと伝えられている。
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