北村韓屋歴史館(ソウル市提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
北村韓屋歴史館(ソウル市提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の伝統家屋「韓屋」が密集するソウル・北村と韓屋の歴史を紹介する「北村韓屋歴史館」が、日本による植民地支配に抵抗して1919年に起きた独立運動「三・一運動」記念日の3月1日にオープンする。ソウル市が28日伝えた。 1920~30年代に「朝鮮チブ(家)」と呼ばれる小型の韓屋を多数建設し、「建築王」と呼ばれた韓国初の不動産開発業者、鄭世権(チョン・セグォン、1888―1965)に光を当てた。 独立運動家でもあった鄭は事業の収益で朝鮮物産奨励会や朝鮮語学会などを支援。1943年に経済犯として収監され、私有地も没収された。 歴史館の企画を総括したソウル市関係者は歴史館設立の目的について、「現在の北村の姿は意識的な活動で形成され、その基礎を鄭世権先生が固めたことを広く伝えるため」と説明している。
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