亡くなって初めて名前を得た8歳…娘を殺害した40代の母親、3月に初審=韓国(提供:news1)
亡くなって初めて名前を得た8歳…娘を殺害した40代の母親、3月に初審=韓国(提供:news1)
家出して同居していた男との間に出来た娘の出生届を8年間提出せず、のちに殺害した40代の母親の初審期日が決まった。

殺人の疑いで拘束起訴されたAさん(44・女)の初審が3月17日午前11時10分にインチョン(仁川)地方裁判所で開かれる。
事件は第13刑事部に配当され、審理はホ・ソンホ部長判事が担当する。
Aさんは、1月8日に仁川ミチュホル(弥鄒忽)区の自宅でBちゃんを死亡させた疑いを受けている。

Aさんは、Bちゃんを殺害後1週間、家に遺体を放置したが1月15日午後3時37分頃、「娘が死んだ」と119番に通報後に火をつけ自殺を試みた。
通報を受けて出動した救助隊員によって病院に運ばれ治療を受けて退院した1月16日、警察に緊急逮捕された。

調べの結果、Aさんは前夫と離婚をせずに家出した状態で、事実婚関係にあるC氏(47)と、2013年に生んだBちゃんを殺害ことが確認された。
死亡当時、Bちゃんは書類上名前がない無名であった。
Aさんは、前夫と離婚しておらず、書類上の問題で8年間Bちゃんの出生届を提出せず、最終的にBちゃんを死亡させたものと分かった。

Bちゃんは、昨年に入学していたはずだったが、出生届が未提出であることから入学していなかったことも確認された。

Aさんは、C氏が6か月前の家を出て裏切られたという精神的ショックと経済的困難が重なり、Bちゃんを殺したと供述していることが伝えられた。

Aさんが1月15日に119番通報し娘が亡くなったことを知ったC氏は、警察署で参考人調査を受けた後、自ら命を絶った。

Aさんは、1月17日に拘束された。

検察は名前もなく死亡したBちゃんに名前を付けようと出生届を提出しようとしたが、現行法上、検察などが代理で出生届をすることができず、Aさんを説得して手続きを進めBちゃんは2月25日に命名された。

Bちゃんは生前呼ばれていた名前で出生届が出されたが、姓は実母と法的には婚姻関係にある元夫の姓となった。
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