「日常に戻りたい」…コロナワクチン接種でウェルビーイング指数が回復傾向=韓国報道(画像提供:wowkorea)
「日常に戻りたい」…コロナワクチン接種でウェルビーイング指数が回復傾向=韓国報道(画像提供:wowkorea)
コロナワクチン接種を始めた国を中心にウェルビーイング指数が回復することが分かった。ウェルビーイング指数とは、ウェルビーイングに対する認識全般をはじめ、身体健康、社会関係、家族、財政状況、職場関連の健康および福祉などの満足度を調査したものだ。

24日、シグナグループの子会社であるライナ生命はこうした内容を盛り込んだ‘コロナのグローバル影響の研究’報告書を発表したと明らかにした。

シグナグループは、コロナの大流行初期から、周期的に各国市民のウェルビーイング指数を算出してきた。今回の報告書に公開された5次調査は、アラブ首長国連邦(UAE)でワクチン接種が始まり、英国で接種が切迫した昨年11月末から12月初めまで行われた。

報告書によると、ウェルビーイング指数はワクチンの導入による期待感により、国家間の偏差が大きく現れた。

実際、ワクチンの導入が進んだUAEと切迫していた英国のウェルビーイング指数は、それぞれ1.8点と1.6点上昇した。コロナが事実上解除されたニュージーランドと台湾でも、全体点数はそれぞれ2.7点と2.5点上昇した。

一方、タイは最大規模の発病で1.4ポイント下落し、スペインは在宅滞在措置が続くことで年間最低値を記録した。韓国の場合、大きな差はなかった。

また、報告書はコロナ以前の生活への復帰を望む人が増えていると分析した。

実際にシグナグループのアンケート回答者のうち53%は‘協業、意思疎通、生産性向上のために80%以上事務所で働くのが望ましい’と答えた。在宅勤務に高い選好度を見せた昨年半ばの調査結果とは差がある。

ジェイソン・サドラー・シグナグループインターナショナルマーケット総括社長は「ワクチン接種は人々の身体的健康にだけ直接的な影響を及ぼすと予想したが、多様な側面で肯定的な影響を及ぼした」とし「コロナが終息することを望む今、雇用と財政問題に対する関心は我々の日常をもっと早く回復させる」と述べた。

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