韓国スポーツ界で”校内暴力暴露”が相次いでいる中、今度はボクシング界にも拡散している。

 現役の韓国代表ボクシング選手が高校在学中、後輩らに対して暴行、またセクハラ行為をしたと暴露され、大韓体育会と大韓ボクシング協会が事実関係を把握中だ。

 現在、ボクシング代表チームは招集トレーニングを実施しているが、該当選手は疑惑が提起されると外出届けを提出してチームを離脱したことがわかった。

 24日、ある韓国メディアによるとA選手とB選手が高校時代、”合宿所の王”にように振る舞い、後輩らを苦しめていたという。被害者らは、暴行とセクハラ行為に苦しんでいたと暴露。暴露内容は、A選手とB選手がヨーグルトを無理矢理食べさせた後、腹部を殴って嘔吐させ、また着衣を脱がせて性器に軟膏を塗るなどしたという。

 被害者は学校側に助けを求めたが、加害者の2選手は出席停止処分のみで、以降、問題なく卒業したことがわかった。

 問題となっている2選手のうち1人は、2014年仁川アジア大会のメダリストで、現在ボクシング韓国代表チームのトレーニングに招集され、東京五輪に向けて準備している選手と伝えられた。

 同件について、大韓ボクシング協会の関係者は24日「該当選手の過去の校内暴力疑惑は、報道を通じて知った。現在、事実関係を把握中」とコメント。

 また大韓体育会は「大韓ボクシング協会と共同で調査中」とし「事実だと判明した場合、後続措置をとる予定」と伝えた。

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