米国と中国間の「舌戦」のレベルが、危険な水位まで上昇している(画像提供:wowkorea)
米国と中国間の「舌戦」のレベルが、危険な水位まで上昇している(画像提供:wowkorea)
「米国は、中国の内政に干渉するな(中国の王毅 国務委員兼外相)」、「責任を回避しようとする中国の性向が表れている(米国務省報道官)」

米国と中国間の「舌戦」のレベルが、危険な水位まで上昇している。

米国務省の報道官は22日(現地時間)の会見で“米国との関係改善は望むが、米国は中国の内政に干渉せず、核心利益を尊重すべきだ”という王毅外相の発言に対して、詳細に指摘した。「略奪的経済行為、透明性不足、国際合意の順守失敗、普遍的人権への弾圧に対する責任を避けようとする中国の性向的パターンを表すものだとみている」として、“対中”全方位攻勢を改めて示した。ジョー・バイデン米政権以降も、米中両国間の対立は一層 拡散するだろうという見方が大半を占める中、両国間の神経戦が危険水位にまで上昇している。

米国務省の報道官は「新疆など中国地域で人権が侵害されたり、香港の自立性が踏みにじられる時、我々は我々の民主的価値を引き続き擁護する」として、習近平 中国国家主席の最大のアキレス腱である“人権”問題を繰り返し指摘した。

これまで バイデン大統領やアントニー・ブリンケン米国務長官が、中国の人権問題について言及してきたが、報道官までが このことについて強く糾弾したのは“異例”なことである。

加えて この報道官は、同盟結集を通じた国際社会の反中戦線により、中国への圧力を強化するというニュアンスの言及もした。

また この報道官は「中国が掲げる安保・技術的挑戦に対する かなりの論議がなされ、我々は この挑戦に共に立ち向かわなければならない」とし「中国の濫用、中国の略奪的行為、中国が“技術権威主義”に利用する手段の輸出は、我々が同盟国・パートナーと緊密に協力すべき分野だ」と規定した。また「我々は、中国により統制され妨害され操作され得る装備とネットワークが設置される危険に対して深く憂慮している」と語った。

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