成人45%が「ワクチン接種遅らせたい」…文大統領の接種論争している場合か?=韓国(画像提供:wowkorea)
成人45%が「ワクチン接種遅らせたい」…文大統領の接種論争している場合か?=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国内でのコロナのワクチン接種を目前に、成人の45.7%が接種を先送りたいという意向であることが明らかになり、心配の声が上がっている。ワクチン接種が遅れれば集団免疫形成までの時間も遅れる可能性がある。

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感染症の専門家たちからは、ワクチン接種を先送りするとの回答が多いため、若年層・主婦などに対する「適合型」奨励策を立てなければならないという意見が出ている。ワクチンの接種率を高めるためにムン・ジェイン大統領が第1号接種をすべきだという意見には懐疑的な反応が多かった。

23日、韓国社会世論研究所が19〜20日の成人男女1020人を対象に実施した世論調査の結果によると、「接種を先送り状況を見守る」が45.7%、「接種しない」が5.1%を占め、これらを合わせると半数を超えることが分かった。

ワクチン接種を遅らせたり、受けない人が半分ほどを占め、集団免疫形成が遅れる可能性も出てきている。

集団免疫の形成には、国民の約70%以上のワクチン接種が必要である。接種を遅らせ状況をうかがっていた人たちが最終的に接種しない場合は、集団免疫の形成が遅れる。

専門家は、若年層などがワクチン接種を回避する理由を分析し、「適合型対策」を作るべきだと指摘する。

高麗大学医学部のチェ・ジェウク教授は、「各集団がワクチン接種を先送りする理由を正確に分析して(接種率を高めるための)コミュニケーション戦略を立てなければならない」とし、「ワクチンを接種すべき理由をいくら説明しても、コロナによる致死率が低い若年層は、自分と関係ないと考える可能性がある」と述べた。
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