日米韓、北朝鮮の核交渉代表「朝鮮半島の非核化協力」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
日米韓、北朝鮮の核交渉代表「朝鮮半島の非核化協力」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
日米韓3カ国の北朝鮮核交渉代表間の協議が19日に開催された。

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今年1月に発足したバイデン米政府が、対北朝鮮政策の再検討に着手した状況で、3カ国間の見解を調整するための最初の協議が行われたものである。

韓国外交部(外務省に相当)によると、ノ・ギュドク(魯圭悳)朝鮮半島平和交渉本部長と、ソン・キム米国務省東アジア・太平洋次官補代行、日本外務省の船越健裕アジア・大洋州局長は、同日テレビ会議で、△最近の朝鮮半島情勢の評価を共有△朝鮮半島の完全な非核化および恒久的な平和定着を達成のため緊密に協力していくことで意見を集めた。

三者はまた「日米韓3カ国の協力が、朝鮮半島と北東アジア地域の平和・安定を維持するために有用である」と評価したと、外交部が伝えた。

ノ本部長は今月10日に、米国務省キム代行と、15日に船越局長と、それぞれ電話会議をした。

これに関連し、米国務省はテレビ会議後、配布した資料で、「バイデン政府は同盟関係、特に北東アジアの主要な同盟国である日本と韓国との同盟関係の強化に専念している」とし「その努力の一環として、今回の三者会議で対北朝鮮政策の再検討につながる、北朝鮮関連の課題に対する意見を共有した」と説明した。

特に米国務省キム代行はこの日の協議で、韓国と日本両国が北東アジアおよびインド太平洋地域で、米国との継続的な同盟を示していることについて謝意を表しながら、三カ国が「対北朝鮮政策について緊密に協力・調整していくのが重要である」という点を強調した。

日本外務省はまた、この日の協議で「日米韓が国連安全保障理事会決議による朝鮮半島の非核化実現のために緊密に連携していくことを確認した」と紹介した。

日本側は、特にこの日の協議で、日本人拉致問題に対する自国の立場を説明し、これについて韓米両国とも理解と支持を表明したと伝えた。

日本外務省によると、この日の協議は、午前7時から約70分間かけて行われた。

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