”北朝鮮のロナウド”ハン・グァンソン、毎月1億ウォン（約1千万円）を北朝鮮に送金…国連制裁違反でチームから放出”強制送還”＝英メディア

英国メディアが、”北朝鮮のロナウド”ことハン・グァンソン（23）が、毎月1億ウォン（約1千万円）以上を北朝鮮に送金していたと報じた。

　これと関連し、国連制裁を違反した疑いでチームを去ることになったと伝えた。

　英国メディア「The Sun」は16日（日本時間）「北朝鮮のロナウドと呼ばれているハン・グァンソンが、北朝鮮労働党政権に資金を違法送金した容疑で、強制送還された」と報道した。

　カタール・アル・ドゥハイルに所属していたハン・グァンソンは昨年末、チームから放出された。放出について具体的な内容は明かされていなかったが、同メディアによると海外資金違法送金など、国連の対北制裁に違反したためとみられる。

　同メディアは「ハン・グァンソンは週給2万ポンド（約300万円）、1か月に8万ポンド（約1200万円）を受け取り、北朝鮮に送金していた事実が確認された」と説明。

　また「国連の調査を受けた後、昨年末アル・ドゥハイルはハン・グァンソンを放出した」とし「選手が北朝鮮の核プログラムに金銭を提供したことになる。これについて専門家らは、露骨な国連制裁違反とみている」と伝えた。