きのう(11日)ロイター通信によると、蔡英文 台湾総統室の報道官は声明を通じて「バイデン大統領が台湾海峡の安保と人権問題に懸念を示したことについて、尊敬と感謝を表する」と明らかにした。
つづけて「台湾は国際社会の一員として、インド・太平洋地域の安定と繁栄に共同で貢献するために、米国を含めた友邦国たちと引き続き緊密に協力していく」と付け加えた。
この日 バイデン大統領は、習主席との初の電話会談で「中国の強圧的で不公正な慣行、香港での人権弾圧、新疆でのウイグル民族への人権蹂躙、台湾を含めたインド・太平洋地域での より強硬化している軍事行動に対する根本的な懸念を表する」と語っている。
バイデン政権は先月20日の発足以降、中国が台湾近隣海域で軍事活動を強化する姿を幾度もみせていることから、台湾との関係が「強固である」という点を繰り返し再確認している。
中国は長期的に台湾を、米国との関係において最も重要で敏感な問題だと明らかにし、米国に対して不満の感情を示している。ドナルド・トランプ前政権当時 米国が台湾との接触を強化し、台湾に対する米国の兵器販売が増加したことにも反発している。
習主席はこの日もバイデン大統領に「香港と新疆・台湾は、中国の主権と領土問題だ」として「米国は慎重な接近を願う」と伝えた。
一方 この日 米国と台湾は米ワシントンで、バイデン政権発足以降 初の公式的な高位級会談を行なっている。
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