不安な帰省・旅行…観光地の宿泊施設は満室=韓国(画像提供:wowkorea)
不安な帰省・旅行…観光地の宿泊施設は満室=韓国(画像提供:wowkorea)
政府が旧正月(ソルラル)の連休を前に「社会的距離の確保」段階と5人以上の集合禁止命令を維持し、新型コロナウイルス拡散を止めることに力を注いでいるが、今回の連休が再び防疫の試験台になる見通しだ。

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依然として帰省を計画している人はもちろん、有名観光地は宿泊施設の予約がすでに終わったか満室に近い状態だ。

専門家らは家で電話で連絡を取り合うことが最も望ましいとしながらも、やむを得ず移動する場合にはマスクの着用、手洗いなどの個人防疫規則を徹底して守らなければならないと口をそろえる。

特に子どもや妊婦など感染に弱い層は移動を自粛すべきだと主張している。

高麗大学九老病院感染内科のキム・ウジュ教授は11日の通話で、「子どもや妊婦を除き、若くて健康な成人だけが故郷に帰ることで、移動人数を最小化すべきだ」とし、「マスクを付け、ソーシャルディスタンスを守りながら、できるだけ短い時間で両親に会い帰ってくるべきだ」と助言した。

また、専門家らは5人以上の集合禁止命令に従い旧正月当日の茶礼の人数も最小化することはもちろん、一緒に住む家族でない場合は「不特定多数」と考え、マスクを着用しなければならないと強調した。

車医科学大学医学専門大学院のチョン・ビョンユル教授(元疾病管理本部長)は、「久しぶりに会う親戚はだれが無症状感染者なのかわからない。不特定多数と同じだ」と警告した。そして「家にいるのが一番いいが、それが難しいなら密接・密集・密閉環境にさらされることは自粛すべきだ」と付け加えた。

李花女子大学木洞病院呼吸器内科のチョン・ウンミ教授は、「長孫(長男の長男)を含め2~3人が茶礼を行うのが望ましい」とし、「茶礼後にあいさつだけを交わし、食事も別にすべきだ」と話した。

帰省の代わりに旅行を計画している人たちも防疫規則の順守を忘れてはいけない。専門家らは人が集まる飲食店に気を付けるのはもちろん、室内より室外施設を中心とした旅行が望ましいと提言する。
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