文大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
文大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の康珉碩(カン・ミンソク)報道官は9日の記者会見で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の旧正月連休(11~14日)の計画について、青瓦台にとどまると明らかにした。 連休前日の10日は伝統市場を訪れる。11日にはニュージーランド出身で約50年前に韓国に入国し、社会的な弱者の支援などに取り組んできた神父や、サッカー女子代表の池笑然(チ・ソヨン、英チェルシー)さんら8人の国民とテレビ電話を行う。新型コロナウイルスの感染拡大による影響に耐えている国民に感謝の気持ちを伝える一方、回復・包容・飛躍の一年にする意志を示す考えだ。 12日には国民向け旧正月のあいさつを映像で配信する。 青瓦台関係者は「文大統領は(南東部の)慶尚南道梁山市にある私邸に行かず、青瓦台の公邸にとどまる。5人以上の集まりを禁止した措置を守る趣旨」として、「公邸で家族とも集まらない」と説明した。 文大統領は新型コロナウイルスの長期化で経済への影響が続く中、防疫と経済の二兎を追うための対策づくりに集中するとみられる。青瓦台などでは、文大統領は任期内に北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記と再び会談し、南北関係を画期的に進展させることを重要な目標に掲げているため、南北対話の再開に向けた方策を模索するとの見方を示している。
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