韓国の旧正月連休期間に高速道路サービスエリアに設けられた売り場内での飲食を禁止となる(資料写真)=(聯合ニュース)
韓国の旧正月連休期間に高速道路サービスエリアに設けられた売り場内での飲食を禁止となる(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、旧正月連休期間(11日~14日)に高速道路サービスエリアに設けられた売り場内での飲食を禁止し、持ち帰りのみ認める。 国土交通部は9日、10~14日の5日間を「旧正月特別交通対策期間」と定め、防疫を強化すると明らかにした。 この期間、韓国道路公社が管理する高速道路のサービスエリアでは店内の座席の使用が禁止され、持ち帰りのみ可能となる。 公社はサービスエリアの出入り口の動線を分けて利用者同士の接触を最小化し、QRコードなどにより利用者名簿を作成して管理を強化する計画だ。 また、案内スタッフを追加配置して点検を行い、サービスエリアの混雑案内システムなどを活用して利用者の分散を誘導することも決めた。 このほか、政府は連休期間のうち11~13日の3日間について、例年無料としていた高速道路料金を有料にする。同期間の料金収入は新型コロナの防疫活動などに充てられる予定だ。  一方、国土交通部は新型コロナの影響で今年の旧正月連休の帰省客は前年比約33%減の2192万人にとどまるとの見通しを示した。 ただ、公共交通機関を避けて自家用車を利用する人が増え、高速道路は混雑するとみられる。 帰省ラッシュは旧正月前日の11日午前、Uターンラッシュは旧正月翌日の13日午後がピークになると予想される。
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