南西部、光州にある教会の駐車場に設置された新型コロナの臨時検査所=6日、光州(聯合ニュース)
南西部、光州にある教会の駐車場に設置された新型コロナの臨時検査所=6日、光州(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は7日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から372人増え、累計8万896人になったと発表した。市中感染が326人、海外からの入国者の感染が46人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(393人)から21人減り、3日連続で300人台にとどまった。 このところ新規感染者数は緩やかな減少傾向を示しているが、飲食店や職場、病院、スポーツ施設など日常生活の場でのクラスター(感染者集団)発生が続いている。旧正月連休(今年は11~14日)の大規模な人口移動が感染再拡大の引き金になりかねないとも不安視されている。加えて、従来型のウイルスより感染力が強いとされる変異種の市中感染も確認されており、防疫当局は警戒を強めている。 新たに確認された市中感染者326人を地域別にみると、ソウル市が141人、京畿道が109人、仁川市が15人で、首都圏が265人を占めた。 首都圏以外の地域では大邱市が11人、光州市が10人、釜山市と忠清南道がそれぞれ8人、大田市が6人、江原道が5人、全羅南道と慶尚南道がそれぞれ4人、済州道が2人、世宗市と忠清北道、慶尚北道がそれぞれ1人。 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは46人で、うち27人は空港や港湾での検疫で判明し、19人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。 死者は前日から7人増えて計1471人となった。韓国国内の平均致死率は1.82%。重篤・重症患者は前日から7人減り、190人となっている。 土曜日だった6日の検査件数は2万3622件で、前の日に比べて2万2553件少なかった。
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