カフェのテーブルに社会的距離の確保を呼びかける案内が置かれている(資料写真)=(聯合ニュース)
カフェのテーブルに社会的距離の確保を呼びかける案内が置かれている(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の中央災難(災害)安全対策本部は7日、新型コロナウイルスの防疫措置と関連し、首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)以外の地域で8日から、飲食店・カフェについて現在午後9時までとしている店内飲食を午後10時までに1時間延長すると発表した。屋内スポーツ施設、カラオケ店、スタンディング形式のライブハウス、パーティールームなど不特定多数の人が利用する施設についても、営業時間を午後10時までに延長する。ただ、首都圏については感染拡大リスクが依然高いことから、現行通り午後9時までに制限する。 現在、飲食店とカフェは全国で午後9時以降も持ち帰り・出前営業は認められているが、そのほかの施設は午後9時には営業を終えなければならない。 今回の営業制限緩和の対象は首都圏以外の地域で約58万カ所になる。 一方、防疫対策「社会的距離の確保」のレベルが上から2番目の第2.5段階となっている首都圏で、午後9時までの営業制限が維持される業種は飲食店・カフェ、屋内スポーツ施設、カラオケ店、スタンディング形式のライブハウス、パーティールームをはじめ、映画館、インターネットカフェ、塾、読書室、遊園地など。 政府の防疫規則に違反した施設に対する罰則も強化する。各地方自治体は違反を摘発した場合、科料に加え、即時に2週間の営業禁止措置を科す「ワンストライク・アウト制」を適用する。 首都圏で第2.5段階、首都圏以外の地域で第2段階としている現行の社会的距離確保のレベルは14日まで維持する。5人以上の私的な集まりも引き続き禁止する。
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