米国務省「北の核・ミサイル開発、国際平和に深刻な脅威」(画像提供:wowkorea)
米国務省「北の核・ミサイル開発、国際平和に深刻な脅威」(画像提供:wowkorea)
米政府が北朝鮮の核・ミサイル開発について、「国際平和・安全保障の深刻な脅威になる」と改めて警告した。

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自由アジア放送(RFA)によると米国務省関係者は、「北朝鮮のキム・ジョンウン総書記にはいまだに非核化の意志があるとみる」という外交部のジョン・ウィヨン長官候補の今月5日の発言に対するコメントとしてこのように答えた。

国務省関係者は「北朝鮮の不法な核・弾道ミサイル開発と高度な技術開発の意志は、国際的な体制を弱体化させる」とし、「米政府は、同盟国や友好国と緊密に調整し、この問題についてのアプローチを採用するだろう」と述べた。

ジョン候補は先立って国会の人事聴聞会で、北朝鮮が2017年11月以降、核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の長距離ミサイルの試験発射をしていないという点を挙げ、キム総書記に「非核化の意志がまだあるとみている」と話した。

しかし、米国務省がジョン候補の発言と関連して北朝鮮の核・ミサイル開発に伴う危険性を繰り返し指摘したことで、事実上、米韓両国政府の間の見方の差が現れたという指摘も出ている。

また、米国の専門家はジョン候補とは異なり、「今までキム総書記が非核化の意志をみせた証拠はなかった」という反応だとRFAは伝えた。
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