米シンクタンクは、中国の台頭を防ぐために「人民解放軍の3つの弱点を集中攻撃しなければならない」と主張した(画像提供:wowkorea)
米シンクタンクは、中国の台頭を防ぐために「人民解放軍の3つの弱点を集中攻撃しなければならない」と主張した(画像提供:wowkorea)
米シンクタンクは、中国の台頭を防ぐために「人民解放軍(以下 人民軍)の3つの弱点を集中攻撃しなければならない」と主張したと、香港のサウスチャイナモーニングポスト(SCMP)が今日(6日)報道した。

米シンクタンク“戦略予算評価センター”は去る1日「弱点を掴め:中国軍の世界化に対応するための連合戦略」というテーマの報告書で、先のように主張した。

このシンクタンクは、人民軍の弱点が大きく3つあると分析した。「中強大国に囲まれている中国の地政学的位置」、「同時多発的に危機が発生した場合、人民軍がこれに対し十分 スピーディーに対応できない点」、「戦場との輸送連絡路があまりにも長い点」という3つをあげた。

中国は、インドと隣接し日韓とも近い。南シナ海での問題も起きているなど、相当な時間と費用のかかる地政学的運命にある。

また 世界で同時多発的に危機が発生した場合、人民軍はこれに対し効果的に対処できるほどスピーディーではない。したがって 米国は、人民軍が一つの問題に集中できないよう、様々な所で同時多発的に問題を起こすべきである。

3つ目として “一帯一路”を追求する中国は、戦場との輸送連絡路があまりにも長く大雑把で整っていない。米国は、中国が拠点とする軍事基地を建設した国を 米国側に引き入れれば、長い輸送連絡路を容易に崩すことができる。

中国には このような問題以外にも、大きくは人口問題、環境危機、大規模な経済危機を誘発させる隠された負債などがある。

中国には このような弱点があるため、米国がアジアの同盟国を統合し 効果的に対処するなら、中国の台頭を防ぎ 少なくとも遅らせることができるだろうと、この報告書は推測している。

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