「光明星節」を控えた北朝鮮、故・金正日総書記追慕の雰囲気高まる(画像提供:wowkorea)
「光明星節」を控えた北朝鮮、故・金正日総書記追慕の雰囲気高まる(画像提供:wowkorea)
北朝鮮は先代指導者である故キム・ジョンイル(金正日)総書記の誕生日「光明星節」(16日)を控え、本格的に追慕及び慶祝の雰囲気を高めている。

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北朝鮮の労働党機関紙「労働新聞」は5日、2面全体を割愛し金総書記を称える記事を掲載した。

新聞は「寒さは依然として厳しく、山にも野にも白い雪が積もっている」としながらも、「しかし人民の心は熱くなっている」と伝えた。

北朝鮮は先代指導者の誕生日に宇宙と関連した別称を付けて呼ぶが、故キム・イルソン(金日成)首席の誕生日は「太陽節」、金総書記の誕生日は「光明星節」と呼んでいる。

新聞は特に、金総書記が生前に人民の生活に大きな関心を向けたとの点を強調したが、これはキム・ジョンウン(金正恩)国務委員長が最近「人民大衆第一主義」を主な国家基調に掲げていることとも関係があるものとみられる。

新聞は朝鮮革命博物館に展示された金総書記の現地指導関連統計を伝え、「一生涯人民行きの列車に乗り、自身の全てを捧げた偉大な将軍の労苦」と称えた。

北朝鮮は光明星節を契機に中央追慕大会などの簡略的な追慕行事を行う可能性もある。金委員長は金総書記の遺体が安置された錦繍山太陽宮殿を参拝するものとみられる。
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