これまで北朝鮮が、WHO(世界保健機関)とCOVAXを主導する世界ワクチン免疫連合(GAVI)などを通じて ワクチン確保の意思を打診したという報道はあったが、公式的に確認されたのは今回が初めてである。
COVAXが発表したワクチン供給計画によると、韓国はSKバイオサイエンスで生産されたアストラゼネカ社ワクチン256万6800回分、ファイザー社ワクチン11万7000回分が供給されることになる。計271万3800回分で、これらの製薬企業で開発したワクチンは2回接種しなければならないため、135万人分となる。
北朝鮮は、インドの“セラム・インスティテュート・オブ・インディア(SII)”が生産したアストラゼネカ社ワクチン199万2000回分が供給される。特にマイナス20度から80度の超低温冷凍保管が必要なモデルナ社・ファイザー社ワクチンとは違い、アストラゼネカ社ワクチンは2度から8度ほどの一般冷蔵温度で流通・保管が可能であるため、北朝鮮でも十分に取り扱いができるというのが、これまでの専門家たちの意見である。
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