3日光州市と全羅南道によると、この日の午後6時現在、光州では3人が陽性判定を受けた。
光州市西区に居住する感染者は、全羅南道の感染者の接触者であった。全羅南道の感染者は同地域の濃厚接触者で自己隔離解除前の検査で陽性判定を受けた。
光州市北区の感染者は、先月31日に症状が出て検査を受けていたが、この日の最終陽性判定を受けた。現在までに感染経路は確認されていない。
光州市光山区に居住する感染者は、同地域の感染者(1786番)と接触があった。1786番の感染経路は調査中である。
全羅南道では、新型コロナ感染者が一人も発生していない状況である。
しかし、先月10日陽性判定を受けた、シリア国籍のAさんが、遺伝子分析の結果、イギリスで流行している変異ウイルスと確認された。
Aさんは先月4日、キメ(金海)172番感染者と接触し感染したことが分かった。金海172番感染者は、昨年12月26日、アラブ首長国連邦に行ってきた。 Aさんが訪問した当時、金海172番感染者は自宅隔離中だった。
Aさんの感染により、Aさんの家族や親戚など7人が追加で感染した。
中央防疫対策本部から英国の変異ウイルス感染の事実を通知された全羅南道などは、Aさんと接触し、陰性判定を受けたシリア人42人と韓国人32人など74人の診断検査を実施した。その結果、すべて陰性判定を受けた。
Aさんは、現在の生活治療センターでは、家族3人と一緒に治療を受けている。 Aさんを通じて感染したシリア人感染者のうち、退院した4人は、再検査でみな陰性判定を受けた。退院したシリア人のうち2人はナジュ(羅州)市におり、2人はキメ(金海)市にいることがわかった。
防疫当局は、道内に登録されたシリア人54人の全数検査とシリア人の主な活動場所が廃車場と伝えられただけに、道内廃車場51か所の従事者などの検査も行っている。
また、未登録のシリア人まで把握し先制検査を進める方針だ。
カン・ヨング道保健福祉局長は「英国変異ウイルスは、既存の新型コロナウイルスよりも1.7倍感染力が早い」とし「接触者などが、陰性判定を受ければ追加感染の可能性が低く思えるが、万一の事態に備え、全数調査を実施する方針である」と述べた。
続いて「海外から流入されるウイルスは、空港や入国した国で接触および伝播の可能性がある」とし「英国と南アフリカ、ブラジルからの入国者だけでなく、すべての海外入国者も管理を強化する」と付け加えた。
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