丁国務総理はこの日の午後、政府ソウル庁舎で、韓国教会総連合や韓国キリスト教教会協議会の指導者たちと懇談会を行った。
今回の懇談会は、これまでのプロテスタント界の防疫努力や苦情を聞き、今後のコロナ安定化に向けた実践案について論議するために設けられた。
丁国務総理は「1月初めから減少傾向を見せていた感染者数が先週急に増えたため、苦心の末に距離確保の段階を緩和できず、また2週間延長した」とし、日常回復を期待する国民と生計が脅かされている自営業者らに対し、遺憾の意を示した。
さらに「教団を中心に大多数の教会が率先垂範しているのに対し、一部の教会や宣教団体、小規模団体を通じた集団感染が引き続き発生しており、懸念される」とし、プロテスタント界に防疫協力を訴えた。
指導者たちは、教会と関連した施設で相次いで集団感染が発生したことについて謝罪した。
また、‘安全な礼拝運動’を展開するなど、政府の防疫政策に協力することで、コロナの終息に向けてあらゆる努力を傾けると明らかにした。
丁国務総理は「国民の日常を少しでも回復できるよう、今週は確実に安定へと導かなければならない」とし「指導者の皆さんも現在の状況を重く受け止め、教会防疫に最善を尽くし、疲れた国民には教会が希望を与え、世の中の光となってほしい」と述べた。
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