新型コロナ患者の治療にあたっていた群山医療院勤務の30代医師が死亡、過労が原因か=韓国(画像提供:wowkorea)
新型コロナ患者の治療にあたっていた群山医療院勤務の30代医師が死亡、過労が原因か=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国・チョンブク(全北)群山医療院に勤務する医師が遺体となって発見された。

 2日、現地警察と医療関係者などによると、去る1月26日、群山医療院救急センターに勤務する医師Aさん(33)が官舎で死亡しているのが発見された。

 Aさんは前日(1月25日)から家族と連絡がとれていなかったという。

 自殺、他殺の痕跡や犯罪が疑われる点は無いことがわかったと伝えられた。

 Aさんは、群山医療院の救急センターで平日の午前・午後の診療と24時間の巡回診療、生活治療センターでの診療などを担当していた。

 新型コロナウイルス専門病院に指定されている群山医療院は、選別診療と感染者の治療などにあたっている。そのため、昨年末から看護師や職員など多数が新型コロナウイルスに感染。PCR検査を複数回受けるなど、医療の空白も生じていた。

 亡くなったAさんの遺族は、感染症の最前線で働いていた故人の死が無駄にならないよう「過労による殉職を適用してほしい」と訴えている。

 なお、警察関係者は「Aさんに対する解剖所見を依頼した」とし「今後、解剖結果が出れば正確な死因が明らかになる」と伝えた。


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