キム・サンボン食品医薬品安全処バイオ生薬局長は1日、新型コロナウイルス定例ブリーフィングで、「SKバイオサイエンスの生産ドーズが、実際に英国オックスフォードや臨床試験で使用したのと同じ品質であることは、すでにアストラゼネカ本社レベルで検証した結果」とし「問題なく確認された」と明らかにした。
現在まで、今月中に韓国国内で確保される新型コロナウイルスワクチンは、コバックスを介して海外から輸入されるファイザー製ワクチン約6万人分と、アストラゼネカワクチンの一部、また先行購入契約で確保したアストラゼネカワクチンの国内委託生産75万人分である。
このうちコバックスの供給分は、海外で製造されユニセフを通じて空輸するのに対し、先行購入契約を通じた委託生産分は、SKバイオサイエンス アンドン(安東)ワクチン工場で、独自で生産し、国内接種機関に供給される。
そのため、欧州などの地域で発生しているアストラゼネカワクチンの生産遅れなどの懸念は、韓国国内の2月の供給量に影響がない見通しである。品質についても、先に海外臨床試験に使用したアストラゼネカワクチンと国内委託生産のワクチンの同等性を確認した。
キム局長は「2月中に供給されるアストラゼネカ委託生産量は、韓国国内SKバイオサイエンスで生産することにしたため、供給量自体に変動はない」とし「生産量については、SKバイオサイエンスとアストラゼネカ間の契約内容により別々に明らかにすることない」と述べた。
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