韓国ソウルのアップルストアに陳列されているiPhone12シリーズ(画像提供:wowkorea)
韓国ソウルのアップルストアに陳列されているiPhone12シリーズ(画像提供:wowkorea)
韓国のサムスンディスプレイとLGディスプレイは、モバイル用OLED(有機発光ダイオード)パネルの需要回復を基に、昨年第4四半期の実績改善がなされた。

この2つの企業のOLEDパネルを使用しているアップル社の「iPhone12」シリーズが昨年 販売好調をみせたことが、韓国のディスプレイ製造企業たちの実績にも影響を与えたものと分析されている。

今日(29日)業界によると、サムスンディスプレイは2020年第4四半期の売り上げ高が9兆9600億ウォン(約9320億2500万円)、営業利益1兆7500億ウォン(約1637億6000万円)を記録し、四半期別で最大の実績を達成した。

新型コロナウイルス感染症事態による影響で、TVおよびモニターの需要回復も実績改善に肯定的な影響を与えたが、何よりもモバイル用OLEDパネルを先立てた中小型ディスプレイの善戦が、サムスンディスプレイの昨年の実績に大きく貢献したものとみられる。

LGディスプレイも、2020年第4四半期に6854億6600万ウォン(約641億4400万円)の営業利益を達成した。これは 14四半期ぶりの最大実績である。

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