起亜の社屋(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
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【ソウル聯合ニュース】韓国自動車大手の起亜が27日発表した2020年通期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は前年比2.8%増の2兆665億ウォン(約1940億円)だった。売上高は1.8%増の59兆1681億ウォンで過去最高を記録した。新型コロナウイルスの感染拡大で世界の自動車市場が冷え込む中でも、収益性の高い多目的レジャー車(RV)の販売が増加し、業績を押し上げたようだ。 営業利益率(売上高に対する営業利益の割合)は3.5%で前年と同水準だった。 純利益は前年比17.7%減の1兆5027億ウォンだった。 20年の完成車販売台数は260万6832台(国内55万2400台、海外205万4432台)で、前年比7.6%減少した。国内販売は高収益車種がけん引して6.2%増加したのに対し、海外販売は需要縮小で10.7%減となった。 20年10~12月期の営業利益と売上高も、10年に新たな国際会計基準(IFRS)を導入して以降、四半期として過去最高だった。 営業利益は前年同期比117.0%増の1兆2816億ウォン、売上高は5.0%増の16兆9106億ウォンで、営業利益率は13年4~6月期以来の高水準となる7.6%を記録した。 新型コロナの感染が再拡大する中でも、20年10~12月期の販売台数は74万2695台(国内13万7389台、海外60万5306台)と、前年同期の74万2733台と同水準を維持した。
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