仁川国際空港の到着ロビー(資料写真)=(聯合ニュース)
仁川国際空港の到着ロビー(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は25日、従来型の新型コロナウイルスよりも感染力が強いとされる変異種に感染した人が国内で新たに9人確認されたと発表した。 9人のうち、英国内で確認された変異種の感染者は4人、南アフリカ型が3人、ブラジル型が2人となっている。 このうち7人は入国時の検疫で確認され、残りの2人は入国後に行われた診断検査で感染が確認された。 中央防疫対策本部の関係者は「感染者に接触した人を調査した結果、感染が確認された事例は現在までない」とし、「共に入国した家族がいた3人については、それぞれ1人ずつ感染が確認された」と説明した。ただこの3人のうち1人は変異種ではなく、残りの2人は現在検査中という。 韓国で変異種に感染した人は、今回9人が新たに確認されたことで計27人に増えた。このうち英国型は19人、南ア型は5人、ブラジル型が3人。 政府は変異種の流入を最大限に防ぐため、入国管理を強化している。すべての入国者は入国後3日以内と隔離解除前の2回にわたり診断検査を受けなければならず、外国人は入国時にPCR検査の陰性証明書を提出しなければならない。  
Copyright 2021YONHAPNEWS. All rights reserved. 40