旧正月の茶礼準備費用36万3000ウォン…果物・畜産物の急騰で4万5000ウォン↑

旧正月（ソルラル）を3週間後に控え調査した旧正月の茶礼膳の購入費用は、リンゴや梨をはじめとした果物と畜産物の価格上昇で昨年より上昇した。伝統市場の場合、昨年より3万ウォン（約2800円）以上、大型スーパーなどでは4万5000ウォン（約4200円）近く上昇したことがわかった。

22日韓国農水産食品流通公社によると、今月21日基準で旧正月に需要が高まる28品目に関する全国17か所の伝統市場、及び27か所の大型流通メーカーの価格調査の結果、伝統市場では26万3000ウォン（約2万4700円）、大型流通メーカーでは36万3000ウォン（約3万4100円）前後と集計された。

これは昨年同期より伝統市場では3万3000ウォン、大型流通メーカーでは4万5000ウォン程度上昇した価格だ。

品目別では、今冬生産が良好なハクサイやダイコンなどの野菜は価格が下落したが、昨年の長い梅雨と台風の影響で作況が悪化したリンゴや梨などの果物と、供給が減少した牛肉や卵などの畜産物の価格は上昇した。

政府は旧正月に需要が高まる品目の需給安定のため、1月21日から2月10日までの3週間を民官合同「需給安定対策班」を運営し、需給状況と価格動向を集中的にモニタリングするなどの需給管理を行う。