韓国経済副首相「ことしの政策金融500兆ウォン（約47兆円）供給」

韓国のホン・ナムギ（洪楠基）経済副首相兼企画財政部長官は20日「ことしの政策金融は昨年の計画に比べて、約16兆ウォン（約1兆5100億円）拡大した500兆ウォン（約47兆円）規模で供給する」とし、「特に小商工人と中小・中堅企業への金融支援を約302兆ウォンに拡大した」と述べた。

　洪副首相はこの日、政府ソウル庁舎で会議を開き、このような内容の「2021年政策金融流動性供給及び管理案」を発表した。

　今年の政策金融規模は494兆8000億ウォンで、主に新型コロナウイルスの被害分野、韓国版ニューディール分野、産業競争力強化分野などの3大分野に集中的に投入される予定だ。
　
　洪副首相は「まず、新型コロナウイルスの被害に脆弱な小商工人、中小・中堅企業に対する金融支援を301兆9000億ウォンに拡大し、前年の計画より16兆9000億ウォン増やした」と説明した。

　また、ことしの韓国版ニューディールプロジェクトに17兆5000億ウォン（プラスアルファ）規模の政策金融支援が行われる方針だ。

　政府はこの他、産業競争力強化部門に政策金融101兆6000億ウォンを供給する。