ムーディーズ(資料写真)=(聯合ニュース)
ムーディーズ(資料写真)=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】米格付け大手のムーディーズ・インベスターズ・サービスは19日までに、韓国のESG(環境・社会・企業統治)要素が国債格付けの決定にポジティブ(肯定的)な影響を与えると評価した。 企画財政部によると、ムーディーズはこのほど144カ国に対するESG評価報告書を発表し、ESGの格付けへの影響を測定するスコア(CIS)で韓国を最高等級の1等級(ポジティブ)と評価した。 1等級と評価された国は韓国のほかドイツ、スイスなど11カ国。米国、英国など30カ国は2等級(中立的)、日本、中国など38カ国は3等級(ややネガティブ)だった。 ムーディーズはただ、今回のESG評価と国債格付けには高い関連性があるものの、正確に一致するわけではないと説明している。 企画財政部は「世界的にESGへの関心が高まっており、今後の格付けでESGが主な要素になる可能性が高いため、韓国版ニューディールなどエコ、社会的責任、企業統治の改善などに主眼を置いた政策的努力を続けていく」としている。
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