“新型コロナウイルス直撃弾”チェジュ(済州)空港の利用客、1年で1000万人 「ガクッ」と減少 = 韓国 (画像提供:wowkorea)
“新型コロナウイルス直撃弾”チェジュ(済州)空港の利用客、1年で1000万人 「ガクッ」と減少 = 韓国 (画像提供:wowkorea)
新型コロナウイルスの余波で、済州空港の年間の利用客が1年間で1000万人減少した。

 19日、韓国空港公社は済州地域本部が発表した「2020年済州空港航空輸送業績」によると、昨年の済州空港の利用客数は全部で2089万689人であった。

 これは、2019年の済州空港の利用客数が3094万250人で歴代最高を記録してからわずか1年で32.5%(1004万9561人)減少した数字だ。

 新型コロナウイルスの余波で、昨年2月4日からビザなしでパスポートだけを持って入国可能な無査証入国制度が中断され、国際線の運行が事実上オールストップ状態であるところに、航空機の運航便の数と供給座席数、搭乗率まですべてが減少したためだ。

 実際、国内線・国際線別で見ると、国内線の利用客数は、2019年2828万8099人から、昨年2643万9137人で27.1%(767万888人)、国際線の利用客数は、2019年265万2151人から、昨年28万1478人で89.4%(237万673人)に減少した。

 運行便数も2019年17万5366便から、昨年13万8558便で21.0%(3万6808便)、供給座席数は2019年3429万4238席から、昨年2685万222席で21.7%(744万4016席)、また搭乗率も2019年90.2%から昨年77.8%で12.4ポイント減少した。

 1日平均で見ると、航空機379便、供給座席7万3361席のうち、5万7078席だけ埋まっているというわけだ。

 この他に航空社別運送率は、アシアナ航空19.2%、チェジュ航空18.1 %、ティーウェイ航空15.9%、大韓航空15.6%、ジンエアー13.9%、エアプサン9.8%、イースター航空2.7%、その他4.8%となっている 。

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