ソウル市内のカラオケボックス=(聯合ニュース)
ソウル市内のカラオケボックス=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルス感染拡大のあおりで、韓国で昨年、カラオケボックスの開業数が過去最低となった。

 不動産市場動向の分析などを行う商街情報研究所が行政安全部の統計を分析した結果、昨年全国で開業したカラオケボックスは389店で、関連統計を取り始めた1987年以降最も少なかった。

 一方、昨年廃業したカラオケボックスは2137店で2007年(2460店)に次ぐ多さだった。

 新型コロナの感染拡大後、カラオケボックスは事実上の営業停止措置となる集合禁止命令の対象となった。同研究所の研究員は「(カラオケボックスに対し)密閉された空間という認識が強く、開業が減少し廃業が増加する現象が顕著になった」と説明した。集合禁止命令が緩和され営業は可能になったが、数人で訪れるカラオケボックスの特性上、売り上げが目に見えて伸びる可能性は低いとの見方を示した。


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