文在寅 韓国大統領の新年記者会見のため、17日に行われたリハーサルの様子(画像提供:wowkorea)
文在寅 韓国大統領の新年記者会見のため、17日に行われたリハーサルの様子(画像提供:wowkorea)
韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領は今日(18日)、就任後初めて オン・オフラインでの新年記者会見を開催する。最大の民生懸案である不動産問題や、新年 政界で話題となっているイ・ミョンバク(李明博)・パク・クネ(朴槿恵)元大統領の恩赦などについて、文大統領がどんな見解を伝えるか、注目されている。

青瓦台(韓国大統領府)によると、文大統領は今日午前10時 青瓦台の春秋館でオン・オフライン方式での新年記者会見を開く。記者会見はリアルタイムで中継される。

昨年の新年記者会見では、民生経済と政治社会、外交安保分野に関する質問を受けたが、今年は新型コロナウイルス感染症事態を反映して、防疫・社会分野と政治・経済分野、外交・安保分野に分けて質問を受けることになっている。

これらのことに続いて 不動産問題、2人の元大統領の恩赦、チュ・ミエ(秋美愛)法相とユン・ソギョル(尹錫悦)検察総長間の対立、新型コロナワクチンの導入など、デリケートな懸案に対しての質疑がなされるものとみられる。

不動産問題は、最近 最低値を記録している文大統領の国政支持率の下落において、最も大きな原因としてあがっている。文大統領は新年の辞で「住居問題により落胆している国民の皆様には、非常に申し訳ない気持ちだ」として、初めて公の場で謝罪している。

また 与党“共に民主党”のイ・ナギョン(李洛淵)代表が去る1日「適切な時期に2人の元大統領の恩赦について、文大統領に建議する」と明らかにしたことから、その後 政界では様々な意見が出され、「恩赦」問題が大きな政治的話題となっている。

その他にも、チュ法相とユン検察総長の対立事態も依然として関心の的となっている。加えて 来月から全国民を対象に実施される新型コロナワクチン接種、朝鮮半島平和問題などの懸案も注目されている。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 96