中央災難安全対策本部の会議を主宰する丁首相=17日、ソウル(聯合ニュース)
中央災難安全対策本部の会議を主宰する丁首相=17日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の丁世均(チョン・セギュン)首相は17日、新型コロナウイルス対策を話し合う中央災難(災害)安全対策本部の会議で、「政府は今後2週間の状況を綿密に注視する。必要なら防疫措置の追加調整も検討する」と述べた。 同本部は前日、防疫対策「社会的距離の確保」のレベル強化と5人以上の集まりを禁じる措置を31日まで延長し、一部施設に対する防疫措置を18日から緩和することを発表した。 鄭氏は「まだ感染状況が確実に安定していない中で、防疫だけを考えたならこれまでの強力な措置を維持しただろうが、切羽詰まった国民生活や防疫対策で疲れた国民に背を向けることができず、悩んだ末に代案を講じた」と説明した。 防疫の基準を提示するのは政府だが実際に履行し実践するのは国民だとした上で、「もう少しだけ頑張ってほしいとまたお話しするのは申し訳ないが、徹底的な履行と実践を切にお願いする」と述べた。
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