AFP通信によると、ナレンドラ・モディ首相はこの日の記者会見で「私たちはワクチン接種を開始する。私たちの能力を世界に見せる」と述べた。
世界で二番目に人口が多いインドは、7月までに約3億人を接種する計画だ。これはほぼ米国の全人口に匹敵する数字である。ナレンドラ・モディ首相の宣言後、16日一日だけで30万人がワクチン接種する予定だ。
インドでは、これまで2つのワクチンの緊急使用が承認された。英国製薬会社アストラゼネカとオックスフォード大学が開発し、インドのワクチン生産会社セルム・ インスティテュートが作る「Covishield(コビシールド)」とインド製薬会社バーラト・バイオテックが手掛ける「Covaxin(コバクシン)」である。
二つのワクチンはすべて28日間隔で2回接種が必要である。免疫力は1次接種後にも表れ、2次接種から2週間後に完全な効果を期待することができる。
承認された二つのワクチンは常に冷蔵保管しなければならず、現在のインドが開発中の他のワクチンは、超低温保管しなければならない。
このため、インドは数万個の冷蔵庫を準備し、特に夏猛暑が続くインドではこのような機器が必要である。
しかし最近地方で実施された模擬輸送訓練で、ある医療従事者が、偽のワクチンが入った箱を自転車で運ぶ写真が撮られた。
また、FacebookやTwitterには「ベジタリアンは新型コロナにかかっても死なない」など嘘の情報が溢れ、インドのワクチン接種の予定は順調にはいかないと予想されている。
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