社会的距離の確保2週間延長…“夜9時以降の営業制限”・“5人以上の集まり禁止”継続＝韓国

韓国のチョン・セギュン（丁世均）首相は16日、「距離の確保の段階をさらに2週間延長する。個人間の接触を減らし、感染の拡散を抑制するのに効果が大きかった『5人以上の集まり禁止』と『夜9時以降の営業制限』措置も引き続き実施する」と明らかにした。

チョン首相はこの日午前、政府ソウル庁舎で新型コロナウイルス感染症対応中央災難安全対策本部会議を主宰し、「フィットネスセンター、塾、ボイストレーニングなど閉鎖を余儀なくされた多重利用施設は、厳格な防疫守則を適用する条件で運営が再開される」と述べた。

現行の社会的距離の確保（首都圏2.5段階、非首都圏2段階）が17日に終了するのに伴い、韓国政府は距離の確保調整案と防疫対策をまとめた。今回、防疫の対策は18日0時から施行される。 

チョン首相は、「カフェと宗教施設のように、防疫基準が過度だという意見が多かった場所は、合理的に補完する」と述べた。

彼は「防疫の手綱を締め続け日常の回復を早めなければならないという当為論、蓄積された社会的疲労と数多くの自営業者の苦痛を無視することはできないという現実論の間で深く悩んだ」と説明した。