ソウル市庁前に設けられた新型コロナウイルスの臨時検査所(資料写真)=(聯合ニュース)
ソウル市庁前に設けられた新型コロナウイルスの臨時検査所(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は16日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から580人増え、累計7万1820人になったと発表した。市中感染が547人、海外からの入国者の感染が33人だった。 1日当たりの新規感染者数は先月下旬に1200人台に達したが、今月に入り徐々に減り始め11日は400人台半ばまで低下。12日からは500人台が続いている。 全般的な感染者減少にもかかわらず全国で療養施設や医療機関を中心に散発的な感染が発生し、個人の集まりや接触を通じて感染する割合も依然高く、安心できない状況だ。 新たに確認された市中感染者547人を地域別にみると、ソウル市が148人、京畿道が163人、仁川市が30人で、首都圏が341人を占めた。首都圏以外の地域では釜山市が59人、大邱市が23人、江原道が22人、慶尚北道が19人、全羅北道が17人、慶尚南道が15人、全羅南道が13人、蔚山市と忠清南道がそれぞれ8人、光州市と忠清北道がそれぞれ6人、大田市が5人、済州道が4人、世宗市が1人だった。 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは33人で、前日に比べ4人増加した。8人は空港や港湾での検疫で判明し、25人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。 死者は前日から19人増えて計1236人となった。韓国国内の平均致死率は1.72%。重篤・重症患者は前日より14人減り、360人となっている。 15日の検査件数は5万4196件で、前の日に比べて1481件増えた。
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